glafitと白浜町の連携が深化。ミシュラン掲載ホテルへのWANDERIDE導入が示す「体験型」二次交通
glafitの特チャリシェアリング「WANDERIDE」が、南紀白浜のラグジュアリーホテルに導入。白浜町との包括連携協定のもと、二次交通の課題解決と、宿泊客の周遊体験を向上させる新たな観光スタイルを提案します。
glafitが地元・和歌山県白浜町で進める地域連携が、新たな段階に進んでいます。同社のマイクロシェアリングサービス「WANDERIDE」が、ミシュランガイドにも掲載されたラグジュアリーホテル「FIVE SPRING RESORT THE SHIRAHAMA」に導入されました。これは単なる移動手段の提供に留まらず、観光客が自らのペースで町の魅力を再発見する「体験」そのものをデザインする試みです。
関西を代表する観光地である白浜町は、長年、観光客の二次交通不足という課題を抱えていました。特に、飛行機や電車で訪れる旅行者にとって、ホテル到着後の周辺観光はバスやタクシー、徒歩に限られていたのが実情です。この課題解決に向け、glafitは2025年3月に白浜町と包括連携協定を締結。町内でのパーソナルモビリティ活用を推進してきました。
今回の導入先は、公共交通機関で訪れる宿泊客も多いリゾートホテル。ホテルを起点に、免許不要で乗れる電動サイクル「NFR-01 Pro⁺」で、円月島や三段壁といった観光名所へ手軽にアクセスできるようになります。「歩くには遠いが車を出すほどではない」という絶妙な距離感を埋めるだけでなく、優れた登坂性能で坂道の多い白浜の地形にも対応します。
この取り組みの特徴は、「移動のエンタメ化」を志向している点にあります。貸し出し時に配布される「WANDERMAP」には、ガイドブックに載りにくいローカルなスポットや、定番の場所をより深く味わうための視点が盛り込まれています。単に利便性を高めるだけでなく、移動の過程そのものを楽しみ、偶然の発見を促すことで、白浜での滞在価値向上を狙います。
この連携は、テーマパーク「アドベンチャーワールド」での導入に続くもので、2026年9月には空港隣接施設や観光協会への展開も予定されています。点から線、そして面へと広がるglafitの取り組みは、地域と一体となった観光DXのモデルケースとなりそうです。
ソース
glafitの取扱モデル
同じカテゴリ(座り型 2 輪)の記事
glafit、出雲大社の観光課題に新提案。旧大社駅に「漕がない」特チャリ導入
glafitが国指定重要文化財「旧大社駅」に特定小型原付「NFR-01 Lite」を導入。オーバーツーリズムや二次交通の課題を抱える出雲大社周辺で、坂道も楽に移動できる新たな選択肢を提供し、観光の回遊性を高めます。
「漕がない」特チャリが島の旅を変える。隠岐・海士町で新サービス「WANDERIDE AMA」始動
glafitの特定小型原付シェアリング「WANDERIDE」が島根県隠岐郡海士町に導入。坂道の多い島での移動課題を解決し、移動そのものを観光体験に変える新サービス「WANDERIDE AMA」の狙いを解説します。
坂の多い有馬温泉の散策が変わる?宿泊施設『有馬 瑞宝園』がglafitのシェアリング「WANDERIDE」を導入
有馬温泉の宿泊施設『有馬 瑞宝園』が、glafitの特定小型原付シェアリング「WANDERIDE」を導入。坂道が多い温泉街の地形と、パワフルな登坂性能を持つ車両の組み合わせで、宿泊客の行動範囲を広げ、地域周遊を促進する新たな観光スタイルを提案します。