舘山寺温泉の「徒歩では遠い」を解消、glafitが座り型特定小型原付で挑む三次交通の実証
glafitと舘山寺温泉観光協会は、特定小型原付のシェアリングサービス「WANDERIDE」の実証実験を2026年3月より開始する。座り型の電動サイクルを活用し、観光地の駐車場不足と回遊性の課題解決に挑む。
観光地における自家用車依存の移動は、駐車場不足と立ち寄りスポットの限定という課題を生んできた。glafitと舘山寺温泉観光協会が展開する特定小型原付のシェアリングサービス「WANDERIDE」は、車を置いた後の三次交通として座り型の電動サイクルを投入し、点在する観光資源を繋ぐ回遊性の向上に挑む。
2026年3月20日より静岡県浜松市の舘山寺温泉・浜名湖周辺で実証実験を開始する。「浜名湖花フェスタ2026」に合わせた取り組みであり、ホテルウェルシーズン浜名湖など3か所を拠点に、2時間500円で車両を貸し出す。使用するのはIoT連携機能を備える特定小型原付「NFR-01 Pro⁺ 4G LTE MODEL」だ。
舘山寺エリアは温泉やフラワーパークなどの観光資源が広範囲に点在する環境を持つ。従来の移動手段では、個別の目的地のみを訪れる「点」の観光に留まりやすい。ここにペダルレスで着座型の車両を導入する意図は、体力差に依存しない安定した移動体験の提供にあると推測できる。
- 16歳以上免許不要の特性による、若年層や訪日外国人の行動範囲拡大
- 複数拠点からの貸出による、駐車場の少ない小規模店舗への立ち寄り促進
奈良県明日香村や和歌山県白浜町での過去の導入実績を踏まえると、同社は単なるハードウェアの提供ではなく、地域特性に合わせた移動のエンタメ化を事業の核に据えている。今回の実証は、観光体験そのものを再設計するプラットフォームとして、同サービスが地域全体の体験価値をどう引き上げるかを測る試金石になる。
ソース
glafitの取扱モデル
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