特定小型原付の「メンテナンス難民」を解消へ。FreeMileが全国4000人の整備士網を持つアプティと提携
特定小型原付ブランドのFreeMileが、メカニック専門人材サービスのアプティと提携し、全国規模での出張修理サービスを開始。近隣に店舗がないユーザーのメンテナンス課題を解決し、納品時の初期セットアップまでカバーするサポート体制の狙いを読み解く。
特定小型原付の普及が進む中、オンライン購入を中心とするユーザーにとって「購入後のメンテナンスをどこに頼むか」は切実な課題である。近隣に対応可能な自転車店やバイク店が見つからず、メンテナンス難民に陥るケースも少なくない。こうした課題に対し、電動小型モビリティブランドのFreeMileは、メカニック専門人材サービスのアプティと業務委託契約を結び、全国規模での出張修理・サポート体制を始動した。\n\n5月1日より開始された本サービスは、専用フォームからの申し込みと必要パーツの事前購入・決済を経て、提携スタッフが自宅などを訪問し修理や点検を行う仕組みだ。基本点検やブレーキ調整は4,000円から、タイヤ・チューブ交換は6,000円から受け付ける。対象となるのは、同社が展開する座り型2輪の「FreeMile Plus」や電動キックボード型の「evuco」などの特定小型原動機付自転車である。\n\n本取り組みの強みは、提携先であるアプティの組織力にある。同社は国産車から輸入車まで知見を持つ約4,000人の整備士を抱えており、自動車整備で培われた技術的裏付けを持つネットワークを活用して広範囲なエリアをカバーする。\n\nまた、不具合時の修理にとどまらず、納品時のハンドル取り付けや操作説明といった初期セットアップにも対応する点も特徴だ。手軽に購入できる反面、届いた直後の組み立てや操作に不安を抱くユーザーに対し、使い始めの段階から専門スタッフが伴走する体制を敷いた。\n\n「乗る人には安全を、乗らない人には安心を」というミッションを掲げる同社は、価格やカタログスペックだけで車両を選ぶのではなく、部品の入手性や修理の相談先までを含めた選び方を市場に提示している。今回の全国的なサポート網の構築は、特定小型原付が日常の足として定着するための環境づくりとして機能していく。
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