「徒歩以上タクシー未満」を埋める3輪特定小型原付。ストリーモが沖縄リゾートホテルでレンタル開始
沖縄・宜野湾のラグナガーデンホテルで、3輪特定小型原付「ストリーモ」の宿泊者限定レンタルが開始。徒歩とタクシーの間を埋め、自立する安定性でリゾート滞在を拡張する狙いを読み解く。
徒歩では遠く、タクシーを呼ぶほどでもないリゾート地での移動。この「中間の距離」を埋める手段として、極低速でも自立する3輪特定小型原付が宿泊施設での導入を広げている。
株式会社ストリーモは2026年2月より、沖縄県宜野湾市のラグナガーデンホテルにて、宿泊者限定のレンタルサービスを開始した。
ストリーモは元ホンダの技術者が開発した独自のバランスアシストシステム(特許取得済み)を搭載し、停止時も自立する3輪構造を持つ電動モビリティだ。1-2km/hという歩行程度の極低速から安定した走行が可能であり、石畳や傾斜といった不慣れな旅先の路面環境でも姿勢を崩しにくい特性を備える。
ラグナガーデンホテルは宜野湾マリーナを望むベイフロントに位置する。周辺の街並みや海沿いを散策する際、従来の徒歩では行動範囲に限界があった。自立して転倒リスクの低いストリーモを滞在中の移動手段として組み込むことで、宿泊者の行動範囲を無理なく広げる狙いが見える。
「歩く速度」から「自転車の速度」まで、利用者のペースに合わせた運用ができる点は、リゾートでの景観を楽しみながらの移動と親和性が高い。単なる目的地への移動手段にとどまらず、滞在体験そのものを拡張するツールとしての位置付けが明確になっている。宿泊施設を拠点とした3輪モビリティの活用は、観光地の回遊性向上において理にかなったアプローチだ。
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