トヨタ、四輪と特定小型原付を連携。「ランドクルーザー」ブランドで移動体験を拡張
トヨタは新型車「ランドクルーザー“FJ”」に加え、特定小型原付「LAND HOPPER」を2027年春以降に発売予定。四輪でアクセスした先の未舗装路などを電動モビリティで楽しむ、連携した移動体験を提案します。
トヨタは、ランドクルーザーの世界観を四輪の枠を超えて拡張する、新たなモビリティ戦略を打ち出しました。主役は、ブランドの新たな入り口として位置づけられる新型車「ランドクルーザー“FJ”」と、その先の移動を担う特定小型原動機付自転車「LAND HOPPER」です。これは単なる新製品の同時発表ではなく、クルマを母艦として、その先の未舗装路(トレイル)までをシームレスに楽しむという、一貫した体験の提案と言えます。
2026年5月14日に発売された「ランドクルーザー“FJ”」は、「もっと多くのお客様にもっと気軽にランクルを楽しんでいただきたい」という思想から生まれたモデルです。全長4,575mm、全幅1,855mmという、シリーズの中ではコンパクトなサイズながら、ラダーフレーム構造や優れた悪路走破性を継承。都市部での扱いやすさと、オフロードでの信頼性を両立させています。
そして、この“FJ”が切り拓いた冒険の、さらにその先へと誘うのがLAND HOPPERです。“FJ”のラゲージスペースへの積載を想定して開発されており、2027年春以降の発売を予定しています。クルマでは踏み入れられない小道や自然の中を自由に散策するための「ラストワンマイル」ならぬ「ラストトレイル」モビリティとして機能します。
この2つの製品が示すのは、ランドクルーザーという強力なブランドを軸にした、移動の多層化です。信頼性の高い四輪駆動車で目的地まで移動し、そこからは手軽で環境負荷の少ない電動パーソナルモビリティに乗り換えて自然を深く味わう。トヨタが描く「移動の自由」が、また一つ新しい形を見せ始めました。
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