メカデザインと実用性の融合、AVIOT「KB-S350」が量販店展開と価格改定で普及フェーズへ
AVIOTと河森正治氏の共同プロジェクトによる電動キックボード型特定小型原付「Ridepiece KB-S350」。アワード受賞で評価を固めた同機が、大幅な価格改定とヨドバシカメラでの実店舗展開により、都市部の実用的な移動手段へとフェーズを移行している。
日本のメカニックデザインとモビリティの融合を掲げるAVIOTの「Ridepiece KB-S350」が、実用機としての普及フェーズに入った。クラウドファンディングでの記録的支援とアワード受賞で評価を固めた同機が、大幅な価格改定と実店舗展開により、都市部の移動手段としての選択肢に浮上している。
プレシードジャパンが展開するAVIOTと、メカニックデザイナー河森正治氏の共同プロジェクトによる電動キックボード型特定小型原付「AVIOT Ridepiece KB-S350」。GREEN FUNDINGの同カテゴリで史上最高額となる1,000万円超の支援を集め、「GREEN AWARD 2025」でSILVER AWARDを受賞した。この実績は、著名クリエイターの意匠にとどまらず、日本の交通・住宅事情に即した設計思想が客観的な評価を得た結果と捉えられる。
機体の特徴を象徴するのが、特許出願中の「3Wayヴァリアブルスタンド」だ。河森氏の代名詞とも言える“変形”のコンセプトを、荷物積載用のキャリア、盗難防止用の後輪リフトアップ、そして省スペースでの縦置き保管という、日常の課題解決に直結する機能へと昇華させている。全長1,120mmのコンパクトな車体と相まって、屋内の保管スペースが限られる集合住宅の居住者にとって合理的な構造を持つ。
2026年4月16日より、価格が175,000円から129,800円(税込)へと改定された。同時に、ヨドバシカメラの主要3店舗(秋葉原・千葉・梅田)で実機展示と販売が始まる。デザイン性と機能性を追求した趣味性の高いモデルから、日常の足として検討しやすい価格帯への移行と、実機確認のハードル低下により、購入検討層の裾野が広がる動きを見せている。
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