ENNE、ペダルと保証で示す「次の一手」。特定原付の課題に挑むENNE ZEROと乗り比べ試乗会
ENNEが特定小型原付の「登坂能力」「航続距離」「電欠」という3大課題に挑む新モデル「ENNE ZERO」を発表。ペダル直結式や長期保証、乗り比べ試乗会から、同社のユーザー視点に立った開発思想を解説します。
ENNEが、特定小型原動機付自転車が抱える構造的な課題に対し、独自の技術と手厚いユーザーサポートで一つの解を示しました。同社は、新モデル「ENNE ZERO」の第3次先行販売予約を開始するとともに、既存モデル「ENNE T600 GR」との乗り比べ試乗会を開催します。
ENNE ZEROの最大の特徴は、特定小型原付における「登坂能力」「航続距離」「電池切れ時の走行」という3つの課題を解決するために、ペダル直結式の駆動機構を採用した点です。これは単なる発電用ではなく、人力で直接車輪を駆動させる仕組み。これにより、バッテリー切れの際も自転車として走行を続けられ、ペダルを漕ぐことで航続距離を伸ばすこともできます。20km/hの速度上限を守るために、人力の駆動が加わることを想定した「ダイナミックブレーキ」を搭載し、モーター出力と制動の両面から速度を制御する設計思想が光ります。
製品力だけでなく、購入後の安心感を重視する姿勢も明確です。ENNE ZEROには、フレーム2年、バッテリーやモーター等を1年とする「安心保証」が標準で付帯。品質に起因する不具合の場合、部品代や工賃に加えて本体の往復送料までメーカーが負担します。これは、高価な電動モビリティの購入を検討するユーザーにとって、大きな判断材料となりそうです。
さらに、同社は「違法モペット卒業キャンペーン」と題したユニークな取り組みも実施。公道走行に不安のあるペダル付き電動バイクなどを適正に処分したユーザーに対し、ENNE ZERO購入時に使える割引コードを提供します。これは、安全なモビリティへの乗り換えを具体的に後押しする施策と言えるでしょう。
先行予約販売で5000台に迫るというENNE ZEROは、14インチモデルが199,000円(税別)から。7月16日・17日には東京都千代田区霞が関周辺で、既存モデルENNE T600 GRとの乗り比べ試乗会も予定されており、実際の走行性能を体感できる貴重な場となりそうです。
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