ペダル付き特チャリの難題に挑むENNE ZERO、AI制御ブレーキで走行性と規制を両立
ENNEが第3次先行販売を開始する「ENNE ZERO」は、ペダル直結式とAI制御のダイナミックブレーキを組み合わせ、特定小型原付の課題解決に挑む意欲作。手厚い標準保証や違法モペットからの乗り換えキャンペーンも実施します。
特定小型原動機付自転車に「ペダル」を搭載する技術的な挑戦に、独自の制御技術で応えるモデルが登場しました。ENNEが発表した「ENNE ZERO」は、人力での駆動を可能にしながら法定速度を遵守するため、AI制御のダイナミックブレーキという新しいアプローチを採用しています。
特定小型原付はモーターのみで走行できますが、ENNE ZEROはペダルを漕ぐ力も直接駆動力として使える「ペダル直結式」が特徴です。これにより、航続距離の延長やバッテリー切れの際の走行といった課題に対応します。しかし、人力とモーターの力が合わさると、20km/hの速度上限を容易に超えてしまう可能性があります。そこで同社が開発したのが、AIが車速やペダリングを監視し、上限速度を維持するためにダイナミックブレーキ(電磁ブレーキ)の介入量を最適化する「ZEROシステム」です。急な制動ではなく、滑らかな加速抑制を実現することで、走行フィーリングと安全性を両立させています。
製品の技術的な先進性だけでなく、利用者が安心して乗り始められる環境作りにも注力している点が目を引きます。公道走行に不安のある車両からの乗り換えを促す「違法モペット卒業キャンペーン」は、市場全体の健全化への貢献も視野に入れた取り組みです。さらに、フレーム2年、バッテリー等を1年保証し、不具合時の往復送料まで負担する「安心保証」を標準付帯。購入後のサポートを手厚くすることで、ユーザーの不安を解消しようという姿勢がうかがえます。
ENNE ZEROは第3次先行販売を2026年7月7日に開始。価格は14インチモデルが199,000円、16インチモデルが229,000円(いずれも税別)で、先行予約販売では累計5000台に迫る受注を記録しています。都内では試乗の機会も設けられています。
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