ペダル走行と20km/h上限を両立、ENNE ZEROが示す特チャリの新基準
アクセルもペダルも使える特定小型原付「ENNE ZERO」が登場。独自のダイナミックブレーキとAI制御により、人力でのペダル走行と20km/hの速度上限を両立。登坂能力や航続距離といった課題を解決し、手厚い標準保証も特徴。第3次先行販売予約を受付中。
ペダルを漕げる特定小型原付は、一見すると単純なようで、実は法規制との両立に技術的な課題を伴います。株式会社ENNEが発表した「ENNE ZERO」は、この難題に独自の制御技術で挑み、アクセル走行とペダル走行を両立させた一台です。
特定小型原付は、モーターの力だけでなく人力でも20km/hの速度上限を守る必要があります。ENNE ZEROは、この課題を解決するために、ペダルからの駆動力を直接車輪に伝えつつ、AIが制御する「ダイナミックブレーキ」を搭載しました。これは、車速やペダルの回転状況を判断し、20km/hを超えないよう自動で加速を抑制する仕組みです。急なブレーキではなく、自然な抵抗感で速度を維持するため、乗り心地を損なわずに走行できます。
この技術により、ENNE ZEROは特定小型原付が抱えがちな「登坂能力」「航続距離」「バッテリー切れの際の走行」という3つの課題に対応します。坂道ではペダルを漕いでアシストし、長距離移動や万が一の電欠時にも自転車のように自力で走り続けられる利便性を備えました。先行予約販売で5000台に迫る実績は、こうした実用性への期待の表れと言えそうです。
ENNEは製品の長期利用を見据え、手厚い「安心保証」を標準付帯させている点も特徴です。フレーム2年、バッテリーやモーターなども1年保証され、品質起因の不具合であれば修理工賃や往復送料もメーカーが負担します。これは、購入後のサポートを重視するユーザーにとって大きな安心材料となるでしょう。
ENNE ZEROは現在、第3次先行販売予約を受付中で、価格は14インチモデルが199,000円(税別)、16インチモデルが229,000円(税別)です。また、2026年7月21日には、埼玉県越谷市のイオンレイクタウンmoriにて、複数メーカー合同の試乗体験会も開催されます。
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